記事で紹介されているチェルノブイリの話と比べると、いろいろ考えさせられます。
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
以下、記事から引用:
パネルディスカッションに先立ち、ウクライナ共和国で「チェルノブイリ・ゾーンガイド」として働くフランチュク・セルゲイさんが「サマショーロの老人たちの今」と題して講演した。セルゲイさんは環境省認定のガイドで、チェルノブイリ原発から30km圏内への立ち入り希望者に同行し禁止事項に違反しないか全ての行動を管理している。2017年に立ち入りを希望したのは4万9758人で、そのうち670人が日本人だったという。
「福島では帰還政策が始まったと聞きましたが、私の働くチェルノブイリから30kmゾーンでは、32年経った今でも公式には生活が許されていません。検問が設置され、警察によって入域が管理されています。そこは強制移住地域だが、戻って生活している人々がいます。現地では『サマショーロ』と呼ばれています。ほとんどが独り暮らしの高齢者で、行政からのサポートは限定的です。相当な覚悟が無いと生活は厳しい。特に食料と医療の問題が大きく、雪が降ると移動販売車が来られないので主食のパンが手に入りません。病院や診療所はゾーンから数十km離れた場所にしかありません。薬局が無いので不衛生な包帯を使っている。倒れてしまったら、そのまま。故郷への強い想いの先には、実際には多くの困難が待ち受けていた、というのがウクライナの現状です」
「国が住民を支援したのは初めの頃だけで、時間が経つと国からのサポートは一切なくなった」と話したセルゲイさん。「皆さんも自分の国の政府の事をあまり信用しない方が良いと思います」と呼びかけた。「飯舘村に戻りたい人がいれば自己責任で帰れば良いと思う。無理に引っ張って来て住まわせる必要は無い。近い将来、山にある汚染が除染をしたはずの所に下りてくるのは間違いありません。ここは皆さんの土地です。皆さんが考えて決断してください」。