フィンランドでは、国鉄に相当するVRはもちろん、駅の改札で切符のない乗客をブロックするような仕組みはまったくありません。
原理的には切符なしでも乗れちゃいますが、その辺は信頼ベースのシステム設計と、時折回ってくる検札で引っかかると、高額な罰金を支払うことになるということで対応してます。
日本のSUICAのようなものはありませんが、電車、地下鉄、バスのほとんどでチケットはオンラインで購入可能になっていて、専用のアプリで購入し、検札などで必要なときにはアプリでQRコードを提示するシステムです。
メトロの駅では、日本の改札に相当するところにパーキングメータくらいの大きさのポストがあって、そのスクリーンで1回乗車券をアクティベートしたり、デイパスをスタートさせたりできるようになっていて、地元乗客もちらほらと使っているところを見ると、無賃乗車っていうのはあまり問題にならないんでしょうね。
一部のアホのために、全体の利便が損なわれるようなことがなくて、いいですね。
メトロでは、どこかの公園に遊びに行った帰りと思しき子どもたち4人が、自転車を持ち込んで乗車して楽しそうに話していたり、犬を連れた客がいたり(一部の車両はアレルギー対策のために動物同伴禁止)、なんだか自由奔放だけどシステムとしては機能してる、っていい感じ。
今朝ホテルから駅に向かうときに発見したのは、駅のホームの脇にフェンスや塀などないので、みな自分が都合のいい方向に勝手に歩いて行くと言うこと。駅舎から改札を通り…という日本人の頭では気づきませんでしたが、これがホテルから行くととても便利な近道。
朝夕のラッシュ時に、改札がボトルネックになって長蛇の列、なんていう日本の風景とまったく異なり、同じ人間社会とは思えません。

