今日はこういうのが続く日。
東京駅の地下で、両膝から下がない外国人観光客が車椅子に乗ってキョロキョロ困っている様子。”Do you need help?”と声をかけると、ほっとした表情で”Yes！”と。
聞いてみると、新宿に行くのに、ホームに行くエレベータが見つからず困っていると。いつもの特急列車にはまだ時間があったので、ホームまで案内することに。
オランダ出身で今はイタリアに住んでいるというVictorは恐縮しながら車椅子でついてくる。日本語話者で健常者の自分でも、なかなか案内掲示から的確なエレベータを探すのは難しい。中央線の北側に出てきたら、エレベータはなんと南側にしかない。なんじゃそりゃ？
新宿で降りた先のことも心配になり、改札で駅員にアシストをお願いするも、人繰りつかず断念。自分で南側までついていき、ホームへ案内。
記念写真を取り、メールアドレスを交換して、来年フィンランドかイタリアで会いましょう、と。
それにしても、車椅子などエレベータが必須の乗客にとっては列車に乗るのも大変だというのが勉強できたのは収穫。
Bon voyage, Victor!