この指摘は納得。
多くの国民は、牙をむく権力を実体験として見たことはないから、為政者の悪意を垣間見る情報に接しても、「まさか」とか「そんなはずない」と受け流す。
そういう認識の隙に乗つけこんで悪意の為政者によって刷り込まれる情報にコントロールして流され、あるいは思考を停止される。
今回のことでそれが図らずも「可視化」され、目がさめる人が増えれることになれば、坂を転げ落ちずに踏みとどまる足がかりになるかもしれない。
記事からの引用:ーーー
それでも私が、今回の一連の経緯を眺めながら、「共謀罪」がもたらすであろう未来に思いを馳せずにおれなかったのは、前川前次官をめぐる騒動を通じて、国家権力が「政権にとって不都合な情報をリークする人間」をどんなふうに遇するのか、そのモデルケースが可視化されたからだ。
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http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/052500095/?P=1