そこそこ語彙が広がり、表現力もついてきたので、自分勝手な類推をして失敗したり、わざと変んな表現をしてウケを狙ったり、単純に言い間違って笑われたりします。いくつか具体例を紹介します。

Juhannus(夏至祭)で高速道路が渋滞している(といっても、日本的に言うと、スイスイ流れてて、いつもより車が多いだけ)という話をしているときのこと。フィンランド語で「渋滞」はruuhkaというのですが、英語のtraffic jamという表現をもじって、liikenne hilloって言ったら結構ウケてました。
逆に、知らずに勝手な類推をして笑われることもあります。
犬の散歩をしていたとき、ギョロ目の大きな犬と遭遇して、その犬の目玉が自分のより大きかった、と言おうとしたとき、目玉をsilmäpalloって表現したら、笑いながらsilmämunaだと指摘されました。
笑われた悔し紛れに、なぜmunaなのか?じゃ茹でた目玉はkeitetty silmämunaか?värikalvo(黒目)が玉子のkeituainen(黄身)みたいだからmuna(玉子)というのか?など矢継ぎ早に質問したら、palloというのは中空だから、目玉は中空じゃないのでpalloとは言わないんだろう、と説明されました。なるほどね。
似ている語と言い違えて失敗することも多々あります。
車でS-Marketに出掛けたときのこと。Maricaは細部にもきっちりこだわる性格(pikkutarkka)なのに、妙に車が曲がった状態で駐車したので、「Pirkkatarkkaなのにどうした?」と言い間違ってしまいました。するとMaricaが、「うーん、ここはS-Marketで、PirkkaはK-Marketブランドだし…」というのではたと間違いに気づきました。
こちらでもだいぶ蚊が発生してきて、庭などで刺されまくります。虫刺されにはかなり過敏に反応して跡が残るのですが、蚊に食われた跡はhyttysenpuremaと言います。似たような音声で「セーター、トレーナー」を意味するpusero(puで始まる3音節っていう共通点だけですが…)と言い間違って、hyttysenpuseroと言ってしまって大笑いされました。みんな、どんなセーターが思い浮かんだんでしょう?
頭の中にいろんな単語が増えてくると、つい言い間違えてしまいます(と、前向きに捉えた言い訳をしておきます)。また違うオモシロ類推や言い間違いで笑いを取りたいと思います