フィンランドでの献血

せっかくタンペレにも献血センターがあるので、同じ人間の血液、是非協力させていただこうと、センターにオンラインで予約してみました。
 
先日、こちらの献血条件に合うかどうかオンラインで確認したところ、細かいところでいろいろ日本の条件と違うことがわかりました。
 
日本では全血だと200か400mlですが、フィンランドでは500mlが標準のようです。

前回の献血からの間隔は、フィンランドでは男性が61日、女性は91日以上(日本では男性84日、女性112日)あける必要があります。

フィンランドでは年間の献血回数の上限が男性6回女性4回と定められていますが、日本は回数ではなく献血量によって男性が年間1200ml女性が800mlとなっています。

また献血者登録するには、フィンランド政府発行の写真入りの身分証明が必要で(日本のパスポートではダメのような書き方がされています)、フィンランド語、スエーデン語、英語のいずれかができなければなりません。

献血できない事項も日本にはないものもあったり、表現が異なっていたりして興味深いです。IMG_6017

過去4ヶ月のうちに、「新たなパートナーと性交渉があったか」というのは日本にはありません。

日本では、献血時にそっと渡される紙に、不特定多数の異性や男性同士の性交渉の有無など、それらしい内容のことが書いてありますが、ちょっと意味合いが違います。

accupunctureというのは鍼のことですが、詳細な解説には、フィンランドで認定されている鍼灸院で使い捨て鍼を使った治療の場合は問題なしとされています。

日本での最後の鍼治療は3月5日でしたから、まだ3ヶ月弱しか経過していません。果たして日本での治療がどう判断されるか。

cuppingというのは、東洋医学でも使われる施術法ですが、ガラスのカップにアルコールを入れて火をつけ、それを背中に伏せて置き、温度変化の減圧でうっ血を吸い上げる治療です。座れた部分は内出血のようにアザになります。

IMG_6019フィンランドのcuppingは、吸い上げるだけでなく、血を吸い出す方式が一般的で、そのため、献血の禁忌条件に入れられているようです(英語版Wikipediaにフィンランドのcuppingについて記述あり)。

ピアスについては日本の条件にも入っていますが、タトゥーについては見当たりません(日本の条件にも加わっていました)。内視鏡検査も日本の条件にはありません。

海外での滞在については日本よりも厳しい条件が課されていて、EUあるいはEFTA圏外に1泊以上した場合は4週間献血ができません。

果たして、EU圏外からやってきた私はどのような扱いになるのかわかりませんが、こちらに来てから2ヶ月近く経過しているので、これは問題なさそうです。

日本では、狂牛病が発生した英国やEU国などの滞在歴について、場所や時期が細かく明示され、該当すると献血できませんが、逆にフィンランドの条件にはそのような記述は見当たりません。

献血センターに行って、日本での鍼灸治療について確認し、問題ないということならば献血してこようと思います。

受付に行き、身分証明を提示して、住所など必要事項を聞かれて、せっかくなので電話番号など一生懸命フィンランド語で答えたら、辛抱強く聞いてくれて、褒めてくれました。けど、数字一つ間違えてました。私の言い間違いか、発音が悪かったのか。

来てくれたお礼にと、受付でなぜかどでかいマッチをくれました。「マッチ?なぜ?」と尋ねると、「バーベキューとか、ローソクとか、いろいろ使うでしょ?」と。なるほど。

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デザインがとてもかわいくオシャレ

問診票に記入して、看護師との面談へ。先に懸念事項を確認するかと思いきや、いきなりヘモグロビン量調べるので指先からちょっぴり採血。専用のカッターのようなもので針を刺し(痛くありません)、染み出てきた血液を細いチューブに吸い上げていく、日本ではあまり見ない器具。

高血圧と尿酸値の薬は,持参した服用中の薬を出したら、散々ウェブを調べて三共製薬などのHPから情報引き出して、電話で中央センターの責任者に確認してくれてOKになったんですが、予想通り、鍼治療で引っかかりました。

ま、自己申告なので言わなきゃいいようなもんですが、総理大臣と違って根が正直なので。一応、日本の鍼治療の状況を伝えて食い下がってみましたが、決まりは決まりって感じで却下。ま、フィンランドでも鍼治療はやってるってことがわかったので、それはいずれチェックしてみようと思います。

IMG_6029結局献血はできず、7月6日以降に再訪ということに(フィンランドでは、日月年の順で書きます)。ちなみに、ヘモグロビン量は、179ではなく、149です。これがこちらでよく見る数字の4です。

せっかくだから、ドリンクとかスナックがあるから、くつろいでいってね、と。

アイスやサンドイッチ、サラダバーまでありましたが、献上品を出してないので、今回はコーヒーだけいただいて失礼しました。

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