Muumimuseo(ムーミン美術館)

下宿から大学へ行く途中にあるので、日常の一部になりすぎてなかなか足が向きませんでしたが、Museum Cardを入手していつでも何度でも行けるようになったので、少しずつじっくり見てみることにしました。

かつては市の反対側にある市立美術館内に併設されていたムーミン美術館が、駅から徒歩数分のところに新たに建てられたコンサートホールも併設された複合施設内に移転してきました。移転前の美術館には17年前に行ったはずなのですが、あまり記憶がありません。

フィンランドの美術館や博物館では自由に撮影OKというところが多いのですが、ここはごく一部を除いて撮影禁止。なので入り口の写真しかありません。

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内部には、原画、模型展示の他、アニメ作品を鑑賞できるスペースやアトリエもあります。いっぺんにすべてを見ると疲れてしまいそうなので、今回は原画だけをざーっと見て回りました。音声解説や模型展示などは次回以降に見ることにします。

ショップは建物共有のホールにあるので、入場券はなくても利用できます。

展示されていた原画のうち、体型や顔つきの変遷を示す展示や、北欧らしさを感じさせる配色の色付き原画が印象に残りました。

日本人のお客さんも多いので、日本語による解説も完備していて、日本人の係員も常駐しているようです。

帰りはコンサートの終了とぶつかり、ロビーは大混雑でした。

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Museokeskus Vapriikki(博物館センター「ヴァプリイーッキ」)

アムリ労働者住宅博物館に続いて、いくつかの博物館がまとまっている複合施設に行きました。かつての工場を改装したものだそうです。

なぜ博物館のハシゴをしているかというと、Museum Cardというものを購入したので、1年間はフィンランドのほとんどの博物館・美術館に入り放題になるためです。69ユーロ支払うと、番号の入ったカードが発行され、それを提示すれば無料で入場できる、とてもお得なカードです。

いくつかの常設博物館の他に、期間限定で展示される企画展もあります。

常設展の一つ、郵便博物館では、初期の頃、農民がどのように郵便を担っていたか時系列にわかるようになっている展示や、凍った湾を渡り、スエーデンまで王冠を届けた様子のジオラマ展示を、大迫力の効果音入りの解説を聞きながら見ることができるブースもありました。初期の頃は、郵便狙いの盗賊に襲われたり、厳しい気候に晒されたり、命がけの仕事だったようです。世界中の切手を集めて世界地図に配置した展示では、日本の切手もありました。

自然科学博物館も常設展ですが、フィンランドに生息するさまざまな動植物の生態がわかるように、嗅覚や触覚なども総動員した展示が組まれていました。

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企画展示は、ドラキュラ展や、ゲーム展、人形展などいろいろありました。ゲーム展では往年のゲームをプレイできるようになっていました。英語教育への応用を長年取り組んできたテキストベースのダンジョンシステムも展示されていました。

施設内にはレストランも併設されていて、ランチを提供していますが、ビュッフェランチが17,50€とちょっと高め。でも、午前午後にわたり、すべての展示を制覇するには、ここでゆっくりランチをするのもいいかもしれません。

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Amurin Työläismuseokortteli(アムリ労働者住宅博物館)

アムリという、かつては工場労働者の住宅が集まっていた地域に、労働者の住宅の変遷を保存展示している博物館があります。実際に使われていた一区画をそのまま保存し、年代順に調度品もそれぞれの当時のものを揃えて展示してあります。

実はここには17年前にも来たのですが、とても印象に残っていたので再訪しました。

もっとも古い1800年代後半の部屋は、天井や壁の板もむき出しになっていますが、1900年代に入ると、壁紙代わりに新聞紙を貼ることが広く行われていたようです。実際、保存してある住宅の壁紙を剥がしていくと、当時の新聞紙が重ね張りされたものが出てくるそうです。やがて壁紙が普及してきれいにはられるようになり、床にも保温のために敷物が重ねて敷かれていたようです。

それにしても、ベッドがものすごく短いのですが、何か特殊な姿勢で使っていたのか、当時のフィンランド人の身長は低かったのか、その辺は解説にも書かれておらず、わかりませんでした。

実は、英語のガイドツアーが日曜にあるというので来てみたのですが、あいにくこの週はお休みでした。ベッドのこととか、キッチンにある謎の道具や、ハエ取りテープのことなどいろいろ質問したかったのですが、また改めて来てみることにします。

文具屋を再現した展示もあったのですが、そこには当時の文具に混じって、文字の練習帳も置いてありました。商店の展示では、今や撲滅されてしまった黒人を題材にしたキャラクターが印刷されたリコリスの缶も置いてありました。

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もっとも古いタイプの部屋

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新聞紙が壁紙代わりに使われ始めた

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この短いベッドでどうやって寝ていたのだろう?

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実際にこの部屋の住人が使っていた調度品そのままの展示

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文具店の展示に文字練習帳

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台所にあった謎の道具。洗濯板?

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日本でも昭和頃まで使われていたハエ取りテープ

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ちび黒サンボ風デザインの缶

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近くの墓地を散策

下宿のアパートから歩いて10分ほどのところにKalevankangasという大きな墓地があって、散歩コースに良さそうなので行ってみました。

キリスト教国だけに、墓石もほとんどはキリスト教式のものです。きれいに手入れされた芝生の間に、いろいろな墓石が建っていて、立体的なモニュメントのようになっていたり、肖像レリーフを入れた墓石などもありました。ロウソクを灯すランタンが備え付けられているところが多くあり、中には墓石にロウソクを灯す灯籠のようなスペースがついているものもありました。

墓の前に赤や緑など、いろいろな色のタグがついているのが気になってフィンランド人の先生に質問したら、これは墓前に花を植える契約をしている印なんだそうです。1年間で150ユーロくらいするらしく、結構高いと言うので、ひと月10ユーロちょっとなら悪くないんじゃ?というと、雪が積もっている間を除いて計算するともっと割高だと。確かにそうですね。

墓地の中には結構大きなチャペルもあります。イスラム教徒の墓がまとまっている区画もありました。

この墓地には、古くは1918年に終結した内戦で命を落とした白軍・赤軍両軍の兵士や、第二次大戦前の冬戦争、継続戦争やラップランドでの戦いで犠牲になった兵士たちも埋葬されています。

冬戦争・継続戦争戦没者慰霊碑の後ろにはちょっとした高台があって、そこにはかつて敵機の攻撃からタンペレの町と工場を守った対空銃撃台があったことを示す石碑が置かれています。

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英訳すると、”Here, air defense protected Tampere in years 1939-1945″

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フィンランドのラップ

ラップと言っても、音楽ではなく、料理に使うフィルムの方です。

こちらに来る前に、フィンランドのラップはとても使いにくいとウェブで読んでいました。買って使ってみると、確かに使いにくい。

まず、箱がやわで、すぐにぐにゃぐにゃになるので、カットするときに踏ん張りがききません。フィルム自体も日本のものより柔らかで、スパッと切れません。ときどき上手く切れると、妙に達成感を感じてしまうほど。フィンランド在住の日本人の間では、無印良品のラップケースを使うと使いやすくなるとか、ハックもあるらしいです。

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箱がすぐこんな感じにぐにゃぐにゃに。紙製の刃の切れ味はそれほど悪くないが、ラップ幅に均等に力がかかるように切らないと上手く切れない。

で、その話をフィンランド人の先生たちとランチしたときに話したら、確かに扱いにくさは同意してくれたものの、余計なプラスチックゴミが出るし、二人ともあまり使わないということでした。

IMG_6154.jpgえ、じゃ、トマト半分使って、半分取っておくとき、どうするの?と尋ねたら、一人は皿に伏せてそのまま冷蔵庫へ。まあ、確かに切断面だけは皿に接しているから、ラップしているも同然かも。もう一人は、そのまま食卓に出しておけば、旦那が食べると(笑)。

あまり使われてないから、不便も感じず、改良がなされないのかもしれません。

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窓掃除

IMG_6069大抵どのアパートも、大きな窓と細長い窓がセットになっていて、暑いときには細い窓を開けて外気を入れられるようになってます。あまり虫がいないのか、網戸はついてません。なので、暖かい日に二度ほど、ハチが部屋に入ってきてブンブン飛び回って焦りました。

雨が続いて汚れが目立つようになってきた大きな窓を見て、一体これはどうやって掃除するのか?もしかして高層ビルのように上から職人さんがロープで降りてきて拭いてくれるのか?と不思議に思っていたある日、向かい側のアパートを見て衝撃を受けました。

(遠目なのでよくわかりませんでしたが)おばさんが、大きな窓を部屋の内側に開き、窓掃除をしているではありませんか!

細い窓が内側に開くようになっているのを見て気付くべきでしたが、窓は外側に開くもの、という思い込みのせいで、まったく気付きませんでした。

そのことを現地のFinn数名に聞いてみましたが、彼らは逆に窓は内側に開くものという思い込みがあるらしく、なぜかと理由を尋ねても今ひとつ明確な答えは返ってきませんでしたが、総合すると、安全のためとか、雪が多いため、という理由のようです。外に開いちゃったら、どうやって掃除するの?と逆に尋ねられたりしました。

理由はともかく、早速ホームセンターで便利な窓掃除道具を買い求め、窓掃除を決行。すっきりきれいになりました。

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霧を吹きかけるスプレーと、汚れを落とすモップと、水分を切るワイパーの3つが合体した優れもので、およそ5ユーロ(約600円)

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もちろん窓は冬の寒さに備えて二重。汚れるのは外側の窓の外側。

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重宝する外気温計

IMG_6092雨が続いて窓が汚れてきたなと、普段はあまり全開にしないキッチン側の窓のロールカーテンを開けたら、思わぬ発見。窓枠の外側に外気温計が取り付けられてました。

さすがフィンランド、零下50度まで計れます。でも、杓子定規に真ん中を零度にしたもんだから、上は50度まで計れちゃうご愛嬌。

先日、小学校では休み時間に零下20度までは外で遊ばねばならぬという決まりだと知りましたが、零下50度って、想像つきません。確か、北海道の網走で濡れタオルを振り回すとあっという間にカチカチになったというのは零下40度だった気がします。

部屋の中はスチーム暖房が入っていてほぼ一定温度に保たれているので、外に出てみて初めて寒暖がわかると言うこともしばしば。これを見れば窓を開けなくても外気温がわかるので便利です。

ただ残念なことに、相当古いようで、ガラスの中の目盛りがくじけちゃっていて、正確な気温がわからないので、ホームセンターで温度計を買ってきて交換しました。年月を経てもこういうところがきちんと規格準拠になっているところもフィンランドらしいです。

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フィンランドでの献血

せっかくタンペレにも献血センターがあるので、同じ人間の血液、是非協力させていただこうと、センターにオンラインで予約してみました。
 
先日、こちらの献血条件に合うかどうかオンラインで確認したところ、細かいところでいろいろ日本の条件と違うことがわかりました。
 
日本では全血だと200か400mlですが、フィンランドでは500mlが標準のようです。

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通関申請は手動メール?

日本から追加の荷物を送ってもらった小包が、船便の方はスルーで先に届き、SAL便で発送した方が通関で引っかかり、価値を申告しろという知らせが5月2日にフィンランド語で届いていました。一応公用語のスエーデン語でも書かれていましたが、英語はなし。Saapumisilmoitus (1)

横着してPDFのまま翻訳に放り込んでみてもGoogle先生はまったく役に立たず。GoogleドキュメントのOCRも頼りにならず。 続きを読む

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FUN Tampere

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フィンランド語の音とリズムに耳を慣らすのに、部屋にいるときは地元のラジオ放送FUN Tampereをネットラジオで垂れ流しにしてます。

コマーシャルでは日付や曜日、電話番号の数字などがたくさん出てきて聞き取りの練習になったり、授業で学んだ単語がチラリと出てきたのをキャッチできたりすると、わずかながらも進歩が感じられて励みになります。英米のヒット曲に加えて流れるフィンランド語の音楽もいい感じです。気に入ったのはiTunesストアから購入したりしてます。

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