Bloodstoneの話

観光案内にはほとんど出ていないけれど、ひとつとても興味を引かれたエピソードがあったのでご紹介します。

DSC00351興味を引かれたのは、
・いつの時代も、悪どいやつが幅をきかせ横暴を振るう
・悪どいやつらは、がめつくしぶとく生き延びる
・悪どいやつらは、自分に都合の悪い歴史は塗り替えたり隠蔽しようとする
という点。

きっかけは、Tallinn Town Hallの展示。解説パネルと、丸い石二つ。読んでみると次のように書かれてました。 続きを読む

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Tallinn Old Townの旅

タリンの旧市街をゆったりと楽しんできたので、自分の覚え書きも兼ねて、旅のポイントを書き出しておきます。IMG_7226 続きを読む

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エストニアはイタリア料理が美味い!

IMG_7211タリン旧市街のTown Hall Squareのテラスでひとりビールを飲んでいたら、斜め後ろの席から、イタリア語訛りの英語でオッサンが連れの若い子を全力で口説いてるやりとりが聞こえてきました。

「なぁ、… だろ?」
「だめ、ムリ」
「んなことないさ、な、ほら…」
「いや、…ダメ」

そのことについて呟いたら、それを見た知り合いが「エストニアはパスタが美味しい。何故ならエストニアの美女を追いかけてイタリアン人が北上してきたから」という言い伝えを教えてくれました。

ならば!と、イタリア料理の店を調べて評判の良さそうなところを見つけて食事してみました。 続きを読む

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Tammela学校訪問二日目

随分と間が空いてしまいましたが、市内公立普通学校での授業参観二日目のレポートです。

DSC00241二日目は、会議が入ってしまい、代替教員による授業となってしまうため、当初は見学を遠慮する予定だったのですが、後述するとおり急遽OKとなり、代替教員のILona先生による授業も含めて、1〜3時間目の授業を見学してきました。

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相手の言うことはほとんどわからなかったけど、うれしかった言語体験ふたつ

相手の言ってることはほとんど理解できなかったけど、それでもうれしい言語体験二つ。

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フィンランドからの航空小包発送

デンマークで骨董洋食器を爆買いしてフィンランドに持ち帰り発送したところ、なんと61ユーロ。購入額の倍までは行かないけど、送料が随分とかさんでしまいました。

帰宅してオンラインで確認してみると、重量が2,144キロ。あと144グラム抑えていたらぐっと安くなったのに、後の祭り。しかも、調べてみるともっとたくさん詰めてももう少し安く送れる方法もありました。 続きを読む

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アパートの共同サウナ

今日初めて、アパートのlenkkisaunaに行ってきました。

lenkkisaunalenkkiとは、runningとかloopという訳語が当てられてますが、要するに住人なら誰でも好きなときに入ってこられるシステムのサウナタイム。金曜のスポットは有料で確保し得てるけど、こちらは住人は無料。うちのアパートでは、8月いっぱいまでは女性が18:30〜20:00、男性が20:00〜21:30の時間帯に利用できます。 続きを読む

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小バエ対策

ゴミはこまめに処理していても、小バエが(英語ではbanana fliesあるいはfruit fliesとも)。

ネットで調べてみると、本来はフィンランドにはいなかったらしいですが、輸入果物などに寄生して上陸、夏の間は結構出るみたいです。冬は越せないので放っておいてもいなくなるとか。

別に、噛むわけでも、襲ってくるわけでもないのですが、浮遊しているのは鬱陶しい。

IMG_6848そこで、ものは試し、Finland Forumという掲示板に出ていたやり方に従って、手もとにあったバルサミコ酢を水で薄め、洗剤を数滴垂らしたものをプラスチックパッケージに入れて数日置いておいたら、ご覧の通り一網打尽。

小バエが好きな酢の臭いにおびき寄せられ着水するも、洗剤で脱出不能になり、水没。残酷だけど、最後は美味しそうな酢の香りに囲まれて昇天。

日本でもめんつゆで同じこと試したことがありますが、ここまでの効果はありませんでした。フィンランドの小バエは、うぶ?

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Napoli(タンペレ)

真夏に極寒(!?)の図書館で1日頑張ったので、夜は市中心部の人気ピザ店Napoliでひとり慰労会。午後8時なのに並んでる!このタンペレで、行列。並ぶのは、Pyynikkiカフェのドーナツ以来。システムがよくわからんまま、とりあえず最後尾に並ぶ。

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店を出た午後9時半でもこの明るさと賑わい

しばらくして不安になり、すぐ前でものすごい高速Finn会話を繰り広げる女子三人組にAnteeksi?と声をかけ、英語で「これって、ただ並ぶだけ?それとも名前か何か、書くんですか?」と尋ねると、三人が瞬時に英語に切り替わり、これまたあれやこれや口々に英語で答えてくれた。ただ並んでりゃいいだけらしい。Kiitos!とお礼を言うと、ニコッとして、次の瞬間、また高速Finn会話へ。こういうさりげなさと英語のクオリティがすごい。

案内されるまで27分、目の前のKFKを傍受して知ってる単語探しに興じつつ、待つ。

IMG_6844席に通され、基本のキ、マルゲリータとビール大を注文。がんばってFinn語で展開したけど、「トッピングのニンニクつけますか?」で頓挫、降参、Pardon?と英語落ち。その瞬間、お姉さん英語にスイッチ。

取り敢えずサラダバーとビールで待つ。テーブルクロスは定番の赤白のチェック柄。内壁はちょっと年季の入った塗り壁。往年の六本木シシリアを思い出す。落書きはないけど。

サラダバーには、キャベツの千切り、レタス、キュウリ、ハラペーニョのピクルス、コーン、オリーブなどと、ドレッシング三種。パンも自由に取れる。コーヒーもあり。IMG_6843

ピザのためにサラダは控えめ、パンは我慢。まだか?と時計を見ると既に35分。すると、時計を確認したのを見計らったように、マルゲリータ到着。もしかして、ピザ持ったまま、客の様子伺ってた?

サラダバー横には、でっかいアルミホイルが置いてあり、客は勝手に好きなだけ切ってピザを包んで持ち帰れる。あ、向こう側にKFK女子三人組が写り込んでた。

日本のピザと違って、切れてない。ナイフでカットして食すシステム。うん、イタリア系の大家さんご推奨の通り、ケバブ屋が出すなんちゃってピザとはわけが違う。

クラストは薄いがフチはカリッと香ばしい。トマトソースとチーズの塩梅も、フレッシュバジルの香りもいい。トッピングのニンニクのみじん切りは別添え、パンチ効いてる。結構な大きさだったけど、パクパク、ペロリ。

19.70€、約2400円也。

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信頼関係のあるなしで…

末尾に引用した記事に書かれている問題、上手くいかない根本的な理由は、事業を担う政府・行政と市民の間に、信頼関係がないからじゃ?
 
そもそも、マイナンバー使おうが拒否しようが、あらゆるデータには番号がつけられて管理されている。これまでバラバラに管理されていたものを、システム的に紐付け集約されるかどうかの違い。
 
事業を提案する側も、本当に市民の利便性を追求してシステム作りしているような感じがしない。それどころか、何か企んでるんじゃないかという臭いすらする。そういう不信感を拭いきれないような裏切り行為を繰り返してきているのだから仕方ない。信用というのはそういうもの。
 
サービスを受ける市民も、本当はいろいろなことがまとめられて安全公正に管理されれば便利になるとはわかっていても、どうも信頼しきれない。そういう背景があるのだから、仕方ない面もある。一方では、こういう問題には、必ず片っ端から過剰に拒絶反応を示すタイプの人もいるのも事実。
 
技術的にも、そりゃそうだろうっていうレベルのひどい仕様。そもそも、システムの仕様を提示する段階で、特定のOSに依存しないということは盛り込まれてなかったのか?
 
フィンランドでは、マイナンバーカードのような特別なカードは発行されないが、警察署で発行されるパスポートを兼ねた身分証明カード(外国人の場合はパスポート機能なし)に埋め込まれたICチップを直接読み取って認証する方式もある(外国人が身分証明を確立するまでの顛末は、拙ブログの「人間の証明への長い道」や「ようやくID確立」を参照)。
 
ICチップ読み取りによる認証に加えて、身分証明書に基づいて口座が開設されるオンラインバンキングを組み合わせて個人認証を行い、様々なサービスにログインできるようになっている。ほとんどの場合、こちらを利用していると思う。
これは、各種サービスを利用するにあたり、個人認証をするためにいったん銀行のオンラインバンキングにログイン、そこへサービス利用の問い合わせが行われ、正しく認証された場合にはそのサービス利用を許可するかどうかユーザが選択、許可されれば元のサービスに戻り、利用が継続されるという仕組み。
 
政府行政と市民に信頼関係があると、システムが上手く機能し、すこぶる便利。
以下が、ここで話題にしている記事の引用:

マイナンバーのサイト、100億円かけ利用率0・02%

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座小田英史 酒井祥宏、富田洸平 

 

 

マイナンバーと結びついた自分の情報の使われ方などが分かる国の個人向けサイト「マイナポータル」のサーバーの利用率が、想定件数の0・02%にとどまることがわかった。このサーバーには、国民の大半がマイナンバーカードを保有しても対応できるように、2018年度までの6年間に100億円を超える整備費などをかけていた。サーバーの使用期限は今年度までで、国は来年度から新システムに切り替える。

国が進めるマイナンバー制度のネットワーク事業をめぐっては、ハローワークと他の公的機関をつなぐサーバーを厚生労働省が約80億円かけて整備しながら、利用率が0・1%だったことが判明している。過大な想定に基づくサーバー整備の実態が改めて浮かび上がった。

このサイトでは、マイナンバーカードの保有者(今年4月で1657万人、国民の13%)がパソコンなどからログインすると、マイナンバー法で定める三つのサービスが受けられる。①自分の個人情報をどの行政機関がどう利用したかチェックできる②自分の所得や社会保険料の納付状況などを確認できる③税金や予防接種などのお知らせを受け取れる。なりすましなどによるマイナンバーの不正利用を懸念する声を受けて、整備された。

入手した資料や内閣府の説明によると、サーバーは、国民の7割近くの8700万人がカードを保有し、ネットを使う人の一部が月に1回利用してもパンクしないように、①~③の利用を最大で月2025万件近く(①②は各609万件、③は約807万件)と想定し、それに合わせた処理能力などを持つサーバーを整備。セキュリティーを確保する維持管理費も支出してきた。

ところが、サービスが始まった17年7月~今年5月に①~③の利用は11万件余にとどまり、月平均にすると5千件近く(①707件、②3147件、③1130件)と想定の0・02%だった。仮にそれぞれの利用が最も多かった月を拾って件数を合算しても、利用率は0・08%となった。

内閣府はサイトの運営を続けながら、新たな整備費をかけ、ネット上でデータを処理するクラウドを中心とした新システムを構築し、来年度から使う。現在のサーバーは想定に基づいて整備し、維持管理する必要がある。想定が大きいとその分だけ費用が膨らむ。クラウドだと実際の利用に応じて費用が決まるため、利用が少ない場合に支出を減らせる。

内閣府番号制度担当室は「個人情報保護の観点から、国民の安心を確保する上で重要なサービスと考えている。ただ、予想以上にカードの普及を進められず、初めての取り組みで想定通りの利用件数にならなかった。新システムで予算は抑えられるはずだ」と説明する。

マイナポータルには、自治体の子育て支援事業などの検索や電子申請ができる「ぴったりサービス」も備わっている。すでにクラウドで整備しており、支出額は18年度までの3年間で約26億円。内閣府は今後、介護や引っ越し、相続などの行政手続きもできるようにしたいとしている。また、ログインした状態で様々な公的サイトに移動できるサービスなどもある。こちらは①~③と同じサーバーを使うが、ほとんど負荷をかけないため想定件数はなく、利用件数も三つのサービスより少ないという。(座小田英史)

iPhone非対応「利用増えると思えない」

国が運営するマイナンバー専用の個人向けサイト「マイナポータル」のサービス開始から2年。マイナンバーカードの普及が進まないのに加え、利用率が極端に低迷している背景には使い勝手の悪さもある。

このサイトにパソコンでログインする場合、マイナンバーカードに内蔵されたICチップを読み取ることのできるカードリーダーが必要だ。スマホなら、カードリーダーがなくても、専用アプリをダウンロードし、端末をカードにかざしてICチップを読み取れればログインできる。ただ、対応できるのは米グーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド」を使う一部の機種。国内シェアの半分を占める米アップルの「iPhone(アイフォーン)」は対応していない。

そのため国会などでマイナポータルは利用しづらいとの声が出ていた。ログインできないスマホがあると知った神奈川県の40代の女性会社員は2人の友人と利用を試みた。3人が持つ計8台のスマホのほとんどはアンドロイドだったが、いずれも対応していなかった。「スマホを買うときに、わざわざマイナポータルに対応できる機種を調べる人はいない。アイフォーンも使えないようでは利用者が増えると思えない」と話した。

サイトにログインできない人のため、専用ブースを設けてパソコンを用意している自治体もある。1台を置く東京都千代田区では昨年度、利用は2件にとどまった。都内の別の区は10台以上用意したが、ほとんど利用されていなかった。

6月下旬、同僚の男性記者がこのサイトにパソコンからログインした。「世帯情報」には「世帯主」という続き柄、各世帯に割り当てられた番号、情報を所有する自治体名が表示された。公的機関による個人情報のやりとりの履歴をサービス開始時から確認すると、やりとりがなかったことを表す「閲覧対象なし」という回答が出た。

内閣府は年末までに、アイフォーンの一部機種について対応できるようにする予定だ。担当者は「アクセス手段を拡充して、マイナポータルの利用率を高めたい」と話す。(酒井祥宏、富田洸平)

利用想定、あまりにも現実離れ

会計検査院の官房審議官だったあいち刑事事件総合法律事務所の星野昌季弁護士〉

サーバーの利用想定はあまりに現実離れしており、個々のサービスの必要性や費用対効果を厳密に検討してマイナポータル事業の内容や規模を決めたとは思えない。マイナンバー関連では他のサーバーでも利用の低迷が判明しており、国が事業や予算の全体像を明らかにしたうえで、過大で不要な予算が投じられていないか、第三者による実態調査と徹底的な検証が必要だ。

マイナンバー制度〉 日本に住民票がある一人ひとりに12桁の個人番号(マイナンバー)を割り振り、自治体や年金事務所、税務署など公的機関が別々に持つ個人情報を番号に結びつけ、公的機関同士が必要な情報を照会し合う仕組み。国は行政手続きの添付書類が不要になるなど利便性が向上するとしている。個人の認証機能があり、身分証明書としても使えるマイナンバーカードは2016年1月から交付が始まった。

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